新しい治療法への対応

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治療費の軽減は可能

免疫療法は、がんの新しい治療法です。患者自身の免疫細胞を活性化させるという治療法なので、大きな副作用がなく、患者の体に優しいという特徴があります。このことは、がんの標準治療が抱える問題を克服していることになりますので、免疫療法は大いに注目されています。ただ、免疫療法は新しい治療法であるが故の問題も抱えています。それは主として2つあり、1つは実施している医療機関が少ないこと、もう1つは費用が高額なことです。どちらも時が経てば解決する問題なのかもしれませんが、この2つの問題は現状、治療を受ける際の妨げになっています。特に高額な費用は問題であり、経済的な余裕がなければ、治療が受けられないというのは非常に残念なことです。但し、先進医療として治療を受ければ、高額な費用の負担は軽減させることができます。

保険適用診療と混合

免疫療法の費用が高額なのは、現状、保険適用がないことが原因です。先進医療というのは、新しい治療法が将来、保険適用になることを目的として行われている治療のことです。その先進医療に免疫療法も含まれており、国の指定のもと、先進医療として免疫療法を行っている医療機関も存在しているのです。但し、先進医療であっても、免疫療法そのものに関しては保険適用外となります。しかし、免疫療法に関わる診察や検査等は保険適用です。保険適用診療と保険適用外診療を混合することはできないことになっており、1つでも保険適用外診療が含まれていると、すべての診療が保険適用外となってしまいます。その例外が許されているのが先進医療であり、よって先進医療として治療を受ければ、通常の免疫療法よりも低い費用に抑えることができるのです。